リファラル採用の全容と活用のポイント。外国人採用への活用方とは

採用の難化という事情もあり、近年ではリファラル採用を活用する企業が増えています。

リファラル採用をひと言でいうと、自社の従業員や関係者に採用候補者を紹介してもらう採用方法です。しかし、従来の縁故採用とは若干意味合いが異なります。また、日本国内と海外においてもリファラル採用の意味合いは異なります。

リファラル採用の全体像について解説し、活用のポイントや外国人採用におけるリファラル採用の活用法について紹介します。

リファラル採用とは?

一般的なリファラル採用について解説します。日本と海外での違いについても見ていきましょう。

リファラル採用とは何か?縁故採用との違い

リファラル採用とは、従業員や関係者の紹介によって従業員の採用・選考活動を行うことを指します。

リファラル採用の本来の目的は、求人媒体では確保できない人材を採用することです。知人を採用する手法としては古くから縁故採用がありますが、違いは紹介=即採用ではないこと。リファラル採用の場合、紹介後に選考が行われます。

リファラル採用が活用される背景

リファラル採用が活用されるようになったのは、以下の背景があります。

  • 少子高齢化による人手不足
  • 採用ミスマッチの解消
  • 大手企業を中心にリファラル採用の成功事例が多数あること
  • 企業風土に合った人材を採用できること
  • 採用コストを抑えられること

アメリカと日本:リファラル採用の比較

リファラル採用は、アメリカのシリコンバレーでスタートした採用手法です。リファラル採用の発祥国であるアメリカと日本とでは、どのような違いがあるのでしょうか?

  • アメリカ

アメリカでは内定者の16%がリファラル経由だと言われています。特にマイクロソフト社やGoogle社を含むIT先進企業が集まるシリコンバレーでは、リファラル採用が積極的に採用されており、採用活動の中心がリファラルとなっています。なかには、採用におけるリファラル経由の割合が5割を下回ったら採用担当者が解雇されてしまう企業もあるといわれています。

アメリカでは、リファラル採用を採用活動の中心とするのは理にかなっているともいえます。アメリカのリクルーターは1枚のレジュメに平均6秒しか目を通さないという報告もあり、求職者にとってもリファラル採用は効率的です。

また、アメリカのリファラル採用の大きな特徴として、紹介した社員に報酬を与える企業が一般的という点が挙げられます。

  • 日本

2020年現在、日本でリファラル採用を導入している企業は大手企業やベンチャー企業など、ごく一部に限られます。また、法律上の制約があるため、アメリカのように紹介者に対して高額な紹介手数料を渡せません。

リファラル採用成功のポイントとは?

リファラル採用は、単に制度をつくるだけでは成功しません。リファラル採用を成功させるためのポイントを3点解説します。

従業員のロイヤリティをアップする

リファラル採用を成功させるためには、従業員に「自社に友人を紹介したい」と感じてもらうことが重要です。そのためには、従業員が、自社の労働環境や仕事内容に満足し、理念やビジョンに共感している状態でなくてはなりません。

従業員ロイヤリティが低ければ、どんなに制度を整えても従業員が積極的に自社を紹介してくれることはありません。

不採用になった場合の人間関係に配慮する

リファラル採用の特徴のひとつが、紹介されても面接の結果、不採用となるケースがあることです。このとき、従業員と紹介された友人との関係が気まずくなってしまう可能性があります。

配慮する方法のひとつに不採用時の理由の伝え方が挙げられます。

「今の自社の状況では、能力を十分に生かしきれない」「ほかにもっと能力を生かせる職場がある」といった、ネガティブに取られない理由を強調して、不採用の事実を伝えましょう。

社員にリクルーターとしての教育をする

リファラル採用の成否は、自社の理念やビジョンに共感してもらえる人材を集められるか否かにかかっています。そのためには、自社の既存社員に理念やビジョンを理解してもらわなくてはなりません。また、どのような人材を求めているのか、といったイメージの共通認識も重要です。

優秀な人材を集めるためには、まず既存社員を優秀なリクルーターにするための教育が必要です。

外国人採用におけるリファラル採用の活用

外国人採用においても、リファラル採用を有効活用できる可能性があります。

自社の理念やビジョンに共感してくれる外国人を採用する手法や注意点について解説します。

外国人採用におけるリファラル採用の活用

外国人採用にリファラル採用を活用すると、さまざまなメリットが生まれることが期待できます。代表的な例は以下の3つです。

  • 外国人労働者が孤独を感じにくくなる
  • 同じ言語・文化のスタッフを紹介してもらえれば、マニュアルや設備などを共有できる
  • 技術の共有がしやすい

外国人労働者は孤独を感じやすく、孤立しやすい傾向があります。リファラル採用により仲間ができるため、外国人採用におけるデメリットを解消できるでしょう。

外国人のリファラル採用成功のポイント

外国人のリファラル採用を成功させるためには、外国人採用ならではのポイントがあります。主なポイントを2点紹介します。

  • 自社に一定数の外国人労働者が活躍していること(人数が少ない場合は、外国人同士が孤立する可能性も考えられます)
  • 外国人労働者のスキルが高く、自社の理念を共有していること(外国人労働者も、日本人労働者と同様に優秀なリクルーターとして育成することが重要です)

これらの条件を満たすには、最初に質の高い外国人材を採用することが重要です。質の高さとは、業務スキルだけでなく、日本語能力の高さや日本のビジネス習慣への理解なども重要な要素です。

当社(エス・エス産業)は、愛知県小牧市で日系ブラジル人の雇用請負からスタートした外国人派遣事業の専門企業です。近年、規制の緩和により外国人雇用に対応する企業は増加しています。1994年創業の当社は、25年以上の確かな実績を誇っています。

人材紹介という形態で、優秀な外国人労働者を採用したい企業は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

まとめ

人手不足解消や採用コストの削減など、リファラル採用にはさまざまなメリットがあります。

そのようなメリットを生かすためのポイントは以下の3点です。

  • 従業員ロイヤリティの向上
  • 不採用時に関係性が気まずくならないように配慮すること
  • 自社の社員を優秀なリクルーターにすること

また、外国人採用でリファラル採用を活用するには、まず優秀な外国人を採用することが重要です。

当社エス・エス産業は長年の実績をもとに、業務能力と日本語能力の高い外国人労働者を紹介できる仕組みを整えています。ぜひ、気軽にお問い合わせください。

 

参考:

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